【イベントレポート】Allen Hinds大阪ギタークリニックVol.2 presented by ミュージックランドKEY × AMSA Records
第一回目に引き続き、2回目の開催となった、Allen Hindsギタークリニック!!
前回同様、たくさんの方にご来場いただきまして、誠にありがとうございます。
嬉しい事に、前回のセミナーにも参加して頂いた方の顔もあり、Allen Hinds来日ツアーへの期待度の高さを感じる事が出来ました。
そんな、Allen Hindsギタークリニックのセミナーレポートをやっていきましょう!!
今回、Allen Hindsギタークリニック大阪の前に、Jakartaで行われた、javajazz festivalにAllen Hinds & L.A. Super Soulで出演。
メンバーは、、、、
キーボード Matt Rohde(Prince, Jane's Addiction, etc) ,
ベース Travis Carlton(Larry Carlton, Robben Ford, etc),
ドラム Donald Barrett(P!NK, George Benson, etc),
ボーカル Maxayn Lewis(Michael Jackson, Madonna, etc)
と超スーパーメンバー!!
このメンバーで来日してくれるなんてほんと奇跡です!!!
そのメンバーと共に日本に来日し、ライブ、クリニックを行ったAllen Hinds、多忙なスケジュールの中、当店でファンのためにクリニックを行ってくれることになったんです。
そのAllen Hindsが当店に到着!!!
当店に到着後、すぐにリハーサルに入りました。
リハーサルと言っても、音源(マイナスワン)とのバランスをとって、すぐに終了!!(流石トップミュージシャン!!)
余談にはなりますが、Allen Hindsがつけているメガネですが、インドネシアでメガネをなくしてしまったとの事で、急遽日本でメガネを作ることになったそうです。
同じメガネを作りたいと言う方、是非チェックしてみてください!!(^0_0^)
パリミキ・メガネの三城
さて、今回のツアーで非常に注目度の高かった、新しいXoticギター『Esquire』の存在ですよね。
Xotic Esquire type
このギターは本人が使用する52年製のビンテージのEsquire(第1回目のセミナーで使っていた物です)をXotic guitarが見事に再現した1本、本人曰く『所有するXoticの中でもかなり気に入っている』と満足げな様子でした。
アラバマ州生まれのAllen Hindsのルーツミュージックを思えば、このようなスタイルを愛用する理由がよく分かりますよね(アレンのスライドギターも絶品です、是非聴いてみてください)
こちらのEsquireタイプは、今後商品化の予定があるとの事ですので、皆さん期待して待っていてください!!!
そして、前回のセミナー時、『あれ?ボディーが変わっている』と思った方も多いかと思いますが、前回のモデルより仕様変更された、XSC-2 Allen Hindsが新たに発表となりました。
Xotic XSC-2 AH Lake Placid Blue Over 3Tone Burst
Xotic XSC-2 AH Lake Placid Blue Over 3Tone Burst
https://www.musicland.co.jp/fs/musiclandkey/gd22661
仕様変更点は、ピックアップセレクターが3wayを採用、センターピックアップはダミー(フロント/フロント+リア/リア)となっており、以前シングルピックアップに採用されていた、RV-50は、RV-60に変更され、ハムバッカーには、RV-PAF Classicを搭載、またこのハムバッカーは、Gibsonスペース(通常はFenderスペース)が採用されています。
理由を聞いてみると、“ギブソンスペースの方がしっくりきたから”という事みたいです(流石、Allen Hinds!!)
ネックに関しては、通常のCシェイプを少し細くした『Allen C-Shape』を採用、ネックの差し込み角度も通常の物に比べてストレートにセッティングされています。
写真左が、ニューバージョン、右が旧バージョンです。
本人が旧モデルを使用する中で出てきた要望を、Xoticが見事に形にしたギターと言えますね!!
こちらも気になってる方が多いエフェクトペダルボードですが、今回持参したボードはこちら!!
今回のボードは、L.A. SOUND DESIGN(david phillips)氏によりリビルドされたボードを持参、ツアー用ハードケースの ALLEN HINDS の文字がシビレますね。(こういうの大好きです)
さて、肝心のペダルボードの中身ですが、メインのオーバードライブペダルには、Xotic AC Comp、その後にRC Booster SHを接続、フレーズによっては、今回から新たに導入された、SP CompをONにしているときもありました。
推測にはなりますが、AC CompにRC Booster SHのサウンドをプラスする事により、音の輪郭をよりはっきりさせ、そのサウンドをより太くしてくれる効果があります。
ディレイペダルは、Diamond memory lane jr、リバーブペダルは、Digitech POLARAに変更されており、新たに、Shin's Music DUMBLOID(Aged Limited)が導入されていました。日本製のペダルが導入されていてなんだか嬉しいですよね。(#^.^#)
(それにしても、Shin-ei "Screaming Sister" 8ctave Boostのインパクトが凄いですね、、、欲しい。。。)
さて、アンプは前回同様、当店のストック品であるFender Hot Rod Deville 212(Dry用)、 Deluxe Reverb(Wet用)でした。
こちらも影の立役者!?、L.A. SOUND DESIGN製のダミーロードボックス、このボックスを経由する事により、スピーカーアウトレベルからLineレベルに変更され信号が、ディレイ、リバーブの順で入力され、Wet用のアンプに送られます。
Michael Landau、Scott Henderson等も採用する、DRY/WETシステム、もし興味のある方がいらっしゃいましたら、お気軽にスタッフ(田中宛て)までお尋ねください!!
このクリニックの名物コーナー!!
今回も行われた、Allen Hindsとのセッションタイム!!
3名の希望者により行われたこのセッション、毎回参加される皆さんにRespectな思いですが、Allen Hindsは、MIの卒業生でもあり、名講師としても知られ、今まで様々なトップギタリスト達(Mateus Asato、Jennifer Burton ect...)に教えてきた彼とセッション出来る滅多にないチャンスだったと思います。
セミナーの合間に設けられた、質問コーナーですが、来場者からは、、、
『フレーズをよりメロディアスに聞かせるには?』
『指とピックの使い分けはどうやってますか?』
『コードボイシングについてどう考えて弾いているのか』
等、皆さんがそれぞれに思いの丈をぶつける様な感じで質問されていたのが印象的でした。(だってAllen Hindsに質問するなんて緊張しますよね、滅多にない機会ですしね)
Allen Hindsがそれぞれの質問に対して、一つ一つ丁寧に答えてくれ、見事に解決してくれているようでした。
とにかく会場にいらっしゃった皆さんのギター、音楽に対する熱い想いがあふれているギタークリニックだったのではないでしょうか。
毎回このクリニックで思うのが、Allen Hindsは世界屈指のトップミュージシャンであり、その彼が教えてくれることは、スケールや、テクニックだけではなく、それぞれが音楽を長く続けていく上で必要な“humanity”を僕たちに教えてくれている様な気がします。
それぞれが、今回のクリニックを通じて、その素晴らしさに気づいて頂ければうれしいなと思います。音楽っていいですよね。
最後とはなりましたが、ご来場いただきました皆様、Allen Hinds、AMSA RECORD後藤さん、PCI Japanの方々、本当にありがとうございました!!
それではまた!!!
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