Fractal Audio Systems FX8 Takashi Masuzaki System
皆さん、お久しぶりです。
新年明けましておめでとうございます!!本年度もよろしくお願いいたします!!
さて、今回満を持してこのブログをご覧の皆様にお伝えしたい内容がございます。
それは、、、、
KEY心斎橋店にてCAJにオーダーしたFractal Audio Systems FX8を使ったエフェクトシステムです!!
まずは、写真をご覧下さい。
タイトルにも記載しましたが、こちらのシステムは、増崎孝司さんが実際にツアー、レコーデイング等でご使用になられているシステムボードとほぼ同様の物を担当田中がオーダーしちゃいました‼︎
勿論、このシステムを組み込みしていただいたのは、CAJ千葉氏です。
見た目のインパクト、ケーブル捌きの美しさもさることながら、特に、ご自身でお気に入りのMy アンプをお持ちの方にとっては、非常に便利な機能が沢山なんです。
では早速見ていきましょう!!
まずはこのシステムがどういうルーティングになっているのかご紹介させていただきます。
今回使用するFX8のブロックは写真の通り、ご存知の方も多いかとは思いますが、今回のシステムの場合、4CM(4ケーブル・メソッド)を使用したシステムで音色を作り込んでいきます。
特別に、プリセットもご本人が使用しているものをインストールしてもらいました。
この辺りは、以前にもこのブログに詳しく書きましたので、ご確認いただければと思います!!
https://key-shinsaibashi-rig.theblog.me/posts/1547181
簡単に流れを説明すると、まずギターから、システムインターフェイスを経て、RJM Mini Effect Gizmoにループ接続されてたエフェクター(今回は、Suhr Eclipse、Xotic Soul Driven AH)に入力された後、IN【PRE】に入力され、FX8の中に置かれた、コンプ【CPR】、オーバードライブ【DRV】ブロック(アンプの前のエフェクター)を経てギターアンプのINに入力されます。
アンプのSENDから来た信号は、POST INに入力(ここからは全てアンプ後段)され、FX8内のボリュームペダル【VOL】→トレモロ【TRM】→コーラス【CHO】→ディレイ【DLY】→マルチタップディレイ【MTD】→リバーブ【REV】の処理後、POST OUTよりアンプのセンドリターンに接続されます。
VOLのコントロールは左横に置かれたFractal Audio Systems EV-1 EXP/VOL PEDAL S(エクスプレッションペダル)を使ってコントロールします。
VOLは、アンプの後段にレイアウトしている為、アンプのゲインを変えずに音量のみを操作する事ができ、バンドアンサンブルの中でアクティブに音量調整が可能というわけです。
また、ステレオアウトも可能となっていますので、プリアンプ/パワーアンプを用意たステレオシステムにも対応しており、80年代当時の大型ラックシステムをあたかも再現したような音作りも可能としています。
更に、FX8のMIDI機能を使い、エフェクターの下に仕込まれているRJM Mini Effect Gizmoをコントロール(ON/OFF)することができ、FX8のプログラムをSCENE機能にて切り替えた際、同時にループに接続されたエフェクターのON/OFFを登録することが出来ます。
あ、増崎孝司さんにご無理言ってサインを入れていただきました。ちなみにこちらは田中の私物のEclipseです。
今回、このシステムを製作するにあたり、特別にカスタムメイドされたシステムインターフェイスですが、大型のシステムになるほど、ケーブルの接続本数も増えてしまいますが、このようなインターフェイスを設けることにより接続の際のトラブル、ストレスを極限まで防ぐことができます。
ちなみにこのシステムで用意られるケーブルは、
[1]ギターからシステムインターフェイスIN
[2]システムインターフェイスOUT(PRE)からアンプIN
[3]システムインターフェイスOUT(POST)からアンプセンド
[4]アンプリターンからシステムインターフェイスIN(POST)
の合計4本となります。
アンプのIN、Returnに接続するケーブルには、Humbuster Cableを使います。
Humbuster Technologyに対応したFractal Audio Systems製品とリアルアンプの接続に使用することで、グランドループに起因するハムノイズが低減、4CM (4ケーブルメソッド)接続に特に効果を発揮します。
今回のシステムに使うアンプはこちら!!!
Suhr HEDGEHOG
奇才、John Suhrが、Blackfaceを現代にアップデイトし、クリーンサウンドに定番なブラックフェース・サーキットをベースに現代で求められるトーンが魅力的なHEDGEHOG!!
また、HEDGEHOGは、MIDIオペレーションに対応しているので非常に便利です。
アンプのオーバードライブセクション、4ボイシングスイッチの切り替えを同時にワンアクションで行うことが可能です。
さて、接続が完了したところで早速音出しを行っていきます!!
おおおお!!!
まさにあの音!!一音奏でただけで今回のシステムの魅力を肌で感じるできます!
原音(ドライ)と空間系(ウエット)のバランスも抜群でモノラルアウトだったのにもかかわらず、非常に広がりのあるサウンド!!
アンプのMIDIの設定、エフェクトのON/OFF等のセットアップを行っていきます。
エフェクターのツマミの位置を変えようと思いましたが、増崎さんが自分の設定に近い状態にしてくださったので、そのままにしておきました。笑
今回のFractal Audio Systems FX8Takashi Masuzakiシステム、個人的な主観にはなりますが、数々のビックギアを使用になられてきた増崎孝司さんが行き着いた現代の音楽環境にあったギターシステムといっても決して過言ではないかと思います。
ワンアクションで複数の切り替えを可能としているこのシステムは、音楽性多彩な現代のシーンにきっとベストマッチしてくれるでしょう!!
尚、このシステムは既に販売済みですが、同じシステムが近日完成予定です!!
近日中には、実際に店頭にて、システムをご確認いただけますし、担当田中がしっかりとこのシステムについてレクチャーさせて頂きます。勿論、購入後のサポートもバッチリさせて頂きます!!
さて、新年1発目のブログ、楽しんで頂けたでしょうか。
今年も皆様にホッとな情報が届けられるよう、このブログを更新していきたいと思います!!
本年度もよろしくお願いいたします!!
Tales From RIG...
By Yoshitaka Tanaka
0コメント